空海論
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19.「書体大百科字典」
「鳥形所有相」 ―九所有―
陽明文庫蔵
「八幡宮額」
19
「書体大百科字典」(雄山閣出版、1996・4刊刊。B5−940p. 28000円)
日中の資料 六百八十二点より雑体書約四万字を収録、その内約二万五千字を精選し影印した、初めての造形書体字典。書体は百四十一種に及び、楷・行・草・篆・隷しか書体として認識しなかったこれまでの漢字・書体・書道史観を根底から覆すもの。『空海大字林』では手薄だった空海の雑体書資料も網羅された。−<著書一覧>参照
20.「空海の闕期の咎」
「請来目録」 宝厳寺蔵
「号」
20
「空海の闕期の咎」(『日本歴史』 584号。吉川弘文館、1997・1刊。A5−4p. 870円)
空海の人生には三つの空白期間があり、謎となっている。その三番目の空白、つまり帰国後三年間の不明の原因を考察したもの。