「真言七祖像・一行」― 一行阿/闍梨耶 ―  東寺蔵
「真言七祖像・不空」(梵字)
「空海真言七祖像賛 名号・題賛」(『墨美』 283号。墨美社、1978・8 刊。A4−94p. 1800円)
空海は雑体書法と破体書法により、書で密教を表現しようとした。その華が飛白で、本書は飛白と雑体書を考察した、最初で唯一の本。

6.「真言七祖像研究(二)・行状文」
「真言七祖像・善無畏」―伽国王/子金剛三
「真言七祖像・不空」―也昔毘盧
/伝於金剛
「真言七祖像研究(二)・行状文」(『墨美』 285号。墨美社、1978・11刊。A4−108p. 1900円)
原本の絹の剥落が著しいのが惜しまれるが、空海が渾身で書いた傑作。これを便利堂撮影の精妙な写真によって大型画面で全文を再現、かつ錯綜する諸説を検証する。